スタッフブログリハビリ整形外科運動療法 2024.05.09
転倒や骨折を防ぐ4つの体操
〇骨粗鬆症の治療
・食事療法
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを多く含む食品、タンパク質を摂取してください
・運動療法
適切な運動を行います
・薬物療法
さまざまな種類の薬剤があり、飲み薬や注射薬があります
骨密度の程度や骨折の危険性などを考慮して、薬を選択します
当院でも、治療を受けることができます
*浜松南病院 丸山正吾先生考案の体操
〇アンクルQ体操(足関節・大腿四頭筋の運動)
・目標1日1セット
右足・左足、それぞれ10~20回
1.イスに座ります
2.片足を前に出し、膝を伸ばします
3.膝を伸ばしたまま、足関節をゆっくりと上下に動かします
ポイント:背もたれによりかからず背筋を正して行うと、体幹も鍛えることができます
〇フラミンゴ体操(開眼片足立ち運動)
・目標1日3セット
右足・左足の両方、それぞれ1分間
1.机など安定したものに手をつきます
2.片足ずつ膝を上げ、片足で1分間立ちます
ポイント:足は高く上げる必要はなく、床につかない程度で問題ありません
安全のため、目は開けたまま、机などの安定したものに手をついて行ってください
〇かかと上げ体操(下腿三頭筋運動)
・目標1日50回
1.イスなど安定したものを両手でつかみます
2.両足のかかとを上げて、つま先立ちをします
3.かかとを下げ、足を床に戻します
4.これを繰り返し行います
(はじめはゆっくりと少しずつ)
ポイント:時間や場所を選ばず手軽にできます
いきなりズドンとかかとを落とすと体を痛める場合がありますので
はじめはゆっくりとかかとを下ろし、様子を見ながら勢いをつけてみましょう
〇大また速足ウォーキング(速歩運動)
・目標1日30分
1.歩幅をできるだけ広くとります
2.少し速足で歩きます
ポイント:骨を強くするには少し歩幅を広めにとって速めに歩くことが重要です
「いつも歩いているより速く、ちょっと息が切れるが、多少の会話ができる」くらいを目安に、しっかりと腕も振って歩きましょう
自身のある方は、途中に軽いジャンプやジョギングなどを加えるとさらに効果的です