お知らせスタッフブログ 2025.10.16
サルコペニア・ロコモ・フレイル
【それぞれの定義】
・サルコペニア→筋肉量と筋力の減少に特徴づけられる症候群。身体機能障害、QOL低下、死亡リスクを伴うもの。
・ロコモーティブシンドローム→運動器の障害のために、移動機能の低下をきたした状態のこと。
・フレイル→加齢に伴って身体機能や予防能力が低下した状態のこと。(身体的フレイル・精神的フレイル・社会的フレイル)
【予防】
サルコペニア、ロコモーティブシンドローム、フレイル(身体的)の予防は一緒にできます。
・食事→十分なエネルギー摂取、タンパク質の摂取が推奨されています。予防の場合、体重1kgあたり1〜1.2gのタンパク質の摂取が必要、改善の場合、体重1kgあたり1〜1.5gのタンパク質の摂取が必要。
✳︎タンパク質とともにビタミンDの摂取も重要。
✳︎高齢者は特に、タンパク質、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKが不足していることが多い。
・運動→筋肉量の減少予防。歩行能力の維持のため。適度な運動習慣を持つことが勧められています。(息が弾み汗をかく程度の運動を、30分を週に2回程)
・参加→社会参加をし、日常の活動量を維持・改善。