医療法人 共生会 井上整形外科クリニック

お知らせスタッフブログ 2025.11.19

熱中症と脱水症

 

 

 

【熱中症】とは…

高温多湿な環境下で発汗による体温等が上手く働かなくなり、体内に熱がこもった状態。 

 

✳︎熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者。暑さや水分不足に対する感覚機能や体の調節機能が低下しているので、注意が必要。

 

 

 

【脱水症】とは…

体にとって必要不可欠な体液が不足した状態。(水分不足や電解質のバランスが崩れた状態)

✳︎脱水症のピークは2回あります。

 ①春〜夏にかけて、特に梅雨の終わりにかけて増加。

 ②秋〜冬にかけて、かくれ脱水が増加。

 

✳︎かくれ脱水:体重減少が1〜2%に留まり、軽度の脱水症で喉が渇いたり、尿量が減少した状態。

 

✳︎冬場の脱水:冬場は暖房器具を使用することで、部屋が乾燥+高温になり、寒さで水分補給が減少し、体内の水分が失われることでおこる。

 

✳︎脱水症の症状と、体重減少率

 

【かくれ脱水チェック法】

 

①手の親指の爪をつまむ→離した時に白かった爪がピンクに戻るのに、3秒以上かかると脱水症を起こしている可能性がある。

 

②手の甲の、皮膚をつまむ→皮膚がすぐに戻らず、戻るのに2秒以上かかると脱水症を起こしている可能性がある。

 

 

【熱中症と脱水症の予防と対処】

 

⚪︎喉が渇く感じが出る前に適量の水分を積極的にとる習慣をつける。

 

⚪︎一度に大量の水を摂取すると、電解質のバランスが崩れる場合があるので注意。

 

⚪︎スポーツドリンクや経口補水液を飲む。水や麦茶の場合は一緒に塩分もとるようにする。

 

⚪︎熱中症は症状が回復しても必ず診察をうける。回復したつもりでも、後遺症が出たり、熱中症が再発するおそれがある。

 

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