外来受診時のお願い
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受診される際は事前に体温測定を行い、発熱がある場合は事前に当院へ連絡を頂くか、受付でお申し出下さい。
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当院への来院、受診の際は、感染拡大防止のためマスクを着用して頂きますよう、お願い致します。
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咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュなど使って口や鼻をおさえる)や手洗い、アルコール消毒使用励行にご協力下さい。
診療科のご案内
整形外科
関節腔内注射
膝・肩・股関節の痛み
膝、肩、股関節、手関節、手指関節、足関節など変形性関節症や関節リウマチ、
関節炎による痛みに対して関節腔の中にヒアルロン酸ナトリウムを注射する治療法です。
ヒアルロン酸ナトリウムは関節液に含まれている成分に近いので副作用は起きにくく、
関節の動きを円滑にさせる効果があるとされており、
注入することで関節の動きが
滑らかとなって可動域が広がることが期待できます。
関節腔内注射と理学療法を併用することてより高い効果を得られることが期待できます。
[当院では注射の前に穿刺部位を冷やすことで穿刺時の疼痛緩和を図っております。]
神経ブロック
手のしびれ、首・腰の痛み
神経ブロックとは末梢神経に直接または近傍に局所麻酔薬を注射することで、
一時的あるいは長期間にわたり神経機能を停止させ痛みを軽減することを目的とした治療法です。
痛みが緩和されることで血流がよくなり、筋肉のこわばりもなくなります。
一回で痛みが完治するものではなく、薬物療法と併せて複数回実施するのが一般的です。
代表的なものとして腰痛、坐骨神経痛に対する仙骨ブロック、手根管症候群に対する手根管ブロック、
肘部管症候群に対する尺骨神経ブロックなどがあります。
トリガーポイント注射も神経ブロックに含まれます。
筋膜リリース注射
肩こり、腰の痛み、頚痛
ハイドロリリース Hydrorelease(HR)とは、Fasciaと呼ばれる様々な組織を包む膜の表面に
出現する発痛源を注射で治療するもので、Hydro(液体)でRelease(剥離・緩める)ことを意味します。
筋膜リリースの場合、超音波診断装置(エコー)の画像を確認しながらピンポイントで
水を筋膜の間に注射し、筋膜どうしの癒着を剥がします。
筋膜リリースで筋膜の癒着が剝がれると筋肉の滑走性が改善し、痛みが和らぎます。
筋膜リリースはストレッチなどの理学療法と併用すると効果的です。
特に、慢性の肩こりや腰痛をお持ちの方は、日常生活動作での不良姿勢や仕事での姿勢や動作に伴う
筋肉への過剰な負荷が原因となっていることが多いので、1回リリースを行ってもまた戻ってしまうことがあります。
そのような方は、定期的なリリースと理学療法の併用が有効です。
日帰り手術
ばね指・腱鞘炎
注射、投薬、物理療法など保存療法で改善しない難治性ばね指の手術、
軟部腫瘍(ガングリオンなど)の摘出、外傷治療など局所麻酔による日帰り手術を行っております。
ギブス、シーネ、
テーピング固定
骨折・捻挫
骨折、捻挫、腰痛、上腕骨外側上顆炎、槌指などに対しテーピングや装具を用いた治療を行います。
リウマチ科
リウマチ科
関節リウマチとは関節に炎症が持続することで痛みを生じ、最終的には関節が破壊される病気です。
早期に診断し、消炎鎮痛剤、ステロイドによる疼痛緩和だけでなく免疫抑制剤、生物学的製剤を
用いた治療を行うことで関節破壊の進行を防ぐことが可能となります。
リハビリテーション科
東洋医学
漢方薬
ひとり、ひとりの体質に合わせた漢方薬で痛みをコントロールし、
自然治癒力を引き出し痛みの出ない体をつくる下支えとなる処方を致します。
その他
液体窒素療法
イボ
ウイルス性のイボ(尋常性疣贅、水イボなど)や加齢によるイボに対する治療法です。
-196℃の液体窒素を綿棒などで患部に押し当てることにより炎症を起こし、イボをかさぶたにして除去するほか、
免疫を活性化させてイボを治す効果もあります。
当院では液体窒素療法と漢方薬治療を併用することでより効果的にイボ治療を行うことができます。
施術直後は水ぶくれしたような状態になりますが、3日ほどでかさぶたになり
1週間くらいで自然に剥がれ落ちます。もしイボが残る場合には再度同じ治療を1週間ごとに繰り返します。
巻き爪、陥入爪
軽症の場合はテーピングや爪と皮膚の間にコットンを置いて
爪の皮膚への食い込みを防ぐことで治療を行います。
重症化している場合には当院では一部爪の切除を行い、細菌感染を合併している場合には
抗生剤入りの軟膏を塗布したり抗生剤の点滴、内服を行うこともあります。
専門機関との連携
精密検査、入院加療、手術などが必要な場合には
ご相談の上近隣の医療機関を紹介いたします。