お知らせスタッフブログ 2025.09.04
ウォーキングと病気・病態の予防
【ウォーキングの効果】
有酸素運動による代謝機能の向上により、血中脂質や血糖値、血圧の状態や心肺機能の維持・改善。
骨への刺激が加わることによる骨粗鬆症予防。
脳の活性化による認知症予防。
【1日あたりの歩数、早歩きの時間と予防(改善)が期待できる病気・病態】
最近の研究では、1日当たりの歩数と中強度の歩行時間で予防できる可能性のある病気や病態の関係が報告されています。
高血圧症や糖尿病、脂質異常症、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を予防するのに有効である歩行は「1日8000歩、そのうち中強度の歩行が20分」が適切な身体活動量とされています。
【ウォーキングの注意点】
・ウォーキング後の疲労感がないか→疲労感が残らない程度で行う。2ヶ月間ほど疲労を残さずに継続できれば、目標を上げる。
・負荷が大きくないか→ウォーキング中「何とか会話ができる」程度の負荷で行う。
・時間帯→夕方16:00〜18:00が体温が1番上昇するので効率よく効果が得られやすい。
*朝方は特に脱水症になる可能性が高く、しっかり水分摂取をしてから行う。
【参考】東京都健康長寿医療センター研究所・運動科学研究室長