スタッフブログ整形外科運動療法 2023.09.14
筋力トレーニングと骨密度の関係性
⚪︎骨へのストレス
筋力トレーニングにより、骨は強いストレスを受け、これにより骨はより強固になり骨密度が増加する可能性があります。
また、骨の健康のためには、レジスタンストレーニングが有効です。
*レジスタンストレーニング=負荷をかけるトレーニング、スクワットやマシーントレーニングなど
筋力トレーニングにより、骨格筋量(筋肉)を増加させて体重を増加させることが、骨密度が増すと言うエビデンスもあります。
⚪︎ホルモンの影響
筋力トレーニングによって筋肉が増えると、成長ホルモンや性ホルモンなどの骨を強化するためのホルモンの分泌が増加します。
これにより、骨の形成が促進され、骨密度の向上が期待されます。
⚪︎日常生活
筋力トレーニングを行い、より活動的な生活を送ることで、骨密度の低下リスクが減少します。
また、骨密度の向上にはバランスの取れた食事とカルシウムやビタミンDなどの栄養素の摂取も重要です。
⚪︎転倒予防
最大のリスクは、圧迫骨折や大腿骨頚部骨折などの骨折です。
骨折を未然に防ぐことも重要になります。
骨折が起きる、そのほとんどが転倒によるものです。
筋力トレーニングを継続的に行い、転倒するリスクを下げ、骨折しないことも骨密度の向上に繋がります。