医療法人 共生会 井上整形外科クリニック

院長ブログ 2022.08.19

野球肩

○投球期と障害

 

投球動作は6期に分けられます。

 

投球障害は主にワインドアップ期から挙上期までは全方要素、加速期から初期フォロースルー期までは前方・上方・方法要素、後期フォロースルー期では後方要素にストレスが大きくかかり、損傷を生じさせます。

 

 

 

 

 

 

○投球肩にみられる肩関節の病変

 

投球障害で損傷をきたしやすい部位は腱板、関節唇、関節上腕靭帯、肩峰下滑液包、上腕二頭筋長頭腱などです。

 

 

 

 

 

 

 

○投球障害肩発症のメカニズム

 

投球過多、フォーム不良、全身的要因により肩関節に負荷が加わり発症します。

 

肩関節前方の緩みや、筋肉、関節包(後方)の硬さか原因で発症すると考えられています。

 

 

○診断

 

問診、病歴、理学所見、視診、圧痛、関節可動域、特殊検査、投球テスト、画像診断を総合的に評価して行います。

 

肩関節のみにとらわれず、下半身、体幹も含めた診察が必要です。

 

 

○治療方針

 

投球制限による局所の安静とフォームチェック、全身のコンディショニングを整えます。

 

当院では、理学療法を行います。

 

ストレッチにより拘縮の軽減、肩甲骨の可動性の回復を図り、腱板訓練などにより肩関節の安定性を向上させます。

 

また、疼痛緩和や筋肉の弛緩を目的として鍼治療も行います!

 

球数制限の指標

 

 

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